頚椎椎間板ヘルニア  (にこりんがモニターを見た様子です。)(7・24)
(体験談はこちらから)(8/9)
ニンニンが7月3日に『頚椎椎間板ヘルニア』の手術をしました。
首の前からメスをいれて奥の頚椎の骨を2箇所削りました。
私は、別室で経過を大きな画面に映し出されるのを見ていました。
直接画面から音はないのですが、
骨を削る音が画面と連動して奥の手術室から聞こえてきます。
顕微鏡を使うときは、その顕微鏡の拡大映像が映し出されされます。
血管が切れて血が溢れ出る時はちょっと、ドキッとします。
その時はロウのようなものですぐ止血します。
削った骨は大きな耳掻きのような道具で集めてまた再利用します。
ヘルニアが剥がし取られる時は、
まわりの組織を気遣っているようで
傷をつけないように丁寧にかつ大胆に進んでいきます。
見ていて思わず「もう少し!」と声が出ました。

2箇所の手術が終わるとチタンケージを
ハンマーで叩いたり、ドライバーを回したりして取り付けるのです。
後は、傷口を開いていた金具を取って縫合します。

先生が、採れたヘルニアを持って手術の説明をしてくださいました。
『このヘルニア捨てますか?もって帰りますか?』
『主人が見たいと思うのでもって帰ります。』と答えました。

肺に送り込んでいた管を抜くと麻酔が覚めます。
術後2時間ほど、タンが絡んで辛そうでしたが
それも、収まってきたので帰ってきました。
後で聞くと、手術前にカメラに向かって手を振ったのや
目が覚めたあと1時間くらいの記憶が無いようでした。

この手術のビデオは購入しました。
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