| [手術当日] | 
 | 7.03 | 朝の五時半に喫煙所の話し声で目がさめました。 手術が終わって入院している人は暇なようです。
 飲み物もふくめて絶食なので、逆に出す方に専念しました。
 看護婦さんが手術用のガウンのようなものと、焼肉屋のまえかけの様な紙製の
 T字帯なる物を持って来ました。
 『付け方教えます』と言われたが、そんな事は聞けませんでした。
 八時まえに予定より早くカミサン到着。
 9時最後のトイレをしてストレッチャーに乗り点滴開始。
 手術室に移動したと思ったら麻酔で気絶・・・
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	| 手術中 | ========= 手術 全部で三時間 切って縫うまで二時間七分 ========
 手術のビデオテープによると
 30分 首にメスを入れて、止血しながら堀進み、頚椎まで金具のトンネルを作る。
 10分 骨を削って作業用の棒をネジで立てて、頚椎を固定する。
 25分 頚髄ぎりぎりまで骨、椎間板、骨棘を削り、取り除き、最後にチタンのスペーサを打ち込む。
 5分 隣の頚椎間に移動する。
 10分 前と同じに骨を削って棒を立て固定する。
 25分 同じく削ってスペーサを打ち込む。
 10分 チタンプレートをドリルで下孔をあけ、ネジ留めする。
 10分 金具を外し縫合する。最後にテープで止めておしまい。
 合計二時間七分のビデオテープでした。
 有料ですが自分の手術の実写テープですから、見ていて力が入ります。
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	 | 手術直後 | 麻酔から起こされる。 手の痺れが無くなっている、足が動くのを確認して安堵した。
 喉が痛い、痰がつまって苦しい。
 だんだん落着いて来て二時半頃カミサンは自宅に帰りました。
 鼻のチューブや腕の電極は、外してくれたが点滴の針はつけたまま。
 首にはコルセットも何もないけど良いのかな。
 尿意をもよおし尿瓶をもらうが、ベッドの上では出ないものです。
 五時頃看護婦さんを呼んで起こしてもらい、歩いてトイレに行きました。
 ベッドまで無事送り届けるのが義務と考えている看護婦さんがついて来て、まいりました。
 ベッドを20度ぐらいおこしておくと痰が流れて楽に眠れることを発見しました。
 苦しくて唸っているのは自分でも解るがいつの間にか寝てしまいました。
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